3月2日㈯に『手塚治虫 火の鳥から読み解く日本人のいのちのかたち』第19回が実施されました。この会は、手塚治虫の名作をみんなで読みながら、生と死と愛、その壮大なテーマを深く掘り下げる会です。医療職や宗教者を中心に、主婦、手塚ファンや、初めて読む人なども入り混じって、それぞれの立場から自由 に死生観や愛を掘り下げ語り合います。 今回は特別に武蔵野大学の院生でもある渡邉美由紀さんから現場のケアに関する研究テーマについてお話いただきました。参加者の関心も非常に高く、特に支援者としてのあり方について様々な意見交換がされました。 後半の『ブッダ』の第7巻『アジャセ』。王舎城の王子アジャセの出生を巡る悲劇を通し、手塚治虫の仏教感を掘り下げて行きました。『ブッダ』もいよいよ次回で最終回。楽しみにお待ちしております。